2017年9月24日日曜日

上から目線の直し方!5つのポイントをまとめてみました


こんにちは。

ホンネブログをご覧いただきまして、有難うございます。

知り合いの弁護士さんが、「上から目線」での対応を理由に顧問契約を解約されたそうです。

アドバイス・教える職業の方で、特に気を付けた方が良いのが、上から目線の話し方です。

職業でいうと、お医者さん、弁護士さん、税理士さん、社会保険労務士さん、塾講師、家庭教師、インストラクター、カウンセラー、コンサルタントなどの方は、特に注意が必要です。

何故、お客様が「上から目線」と感じるかは、そのお客様の感じ方による部分が多いのですが、

一番大きな要因は、

お客様にアドバイス・教える時間帯が長すぎる点

であることが多いです。

具体的には、1時間お客様とお話する際、1時間まるまるアドバイス・教える時間にあててしまうと、

かなり一方的な印象となり、お客様側からすると『上から目線』の印象を受けることに繋がります。

あくまで目安ですが、1時間のうち15分くらいを雑談に持ち込んで、逆にお客様からアドバイス・教えてもらう時間帯を作ると良いです。

例えば、

「御社のお隣にあるお店に、たくさんお客様がいらっしゃったのですが、人気店なのですか?」

「そうなんですよ、実は創業80年のこのあたりでは有名なお漬物屋さんなんですよ」

「そうだったんですね、創業80年というのは歴史をかんじますね。帰りによってみます。」

「是非是非、○○という商品はおすすめですよ、私も1か月に1回は購入しているんですよ。」

といった雑談をすると、

お客様からアドバイス・教えてもらう時間帯を作ることになり、会話全体の一方的感が緩和されます。

ただ、注意が必要なのは、お客様からアドバイス・教えてもらう時間帯を増やしすぎてしまうと、

「顧問料(お金を支払っているのに)雑談時間が長すぎて、アドバイスを受けている時間が少ない・・・」

「教えてあげることが多いから、逆にお金をもらいたいくらいだ・・・」

となってしまうので、気を付けて下さい。

二点目は、

人の評価に繋がる言葉を使っている点

です。

具体的な言葉としては、

優秀な人・平凡な人

非凡な才能・平凡な才能

できる人・できない人

好かれるタイプ・嫌われるタイプ

空気の読める人・空気の読めない人

といった、人の評価に繋がる言葉を使う人は「上から目線」に感じられることが多いです。

「評論家気どり」といった印象に繋がるケースもあります。

例えば、

「1課の○○課長って、優秀だよね!」

と言うと、人の評価をしていることになるので、上から目線の印象になってしまいます。

こうしたケースは、

「1課の○○課長の営業スタイルは、勉強になるよね!」

と言うと、目線が下がるので、上から目線の印象は持たれないと思います。

「先日、ご紹介いただいた○○さんて、凄くできる人ですよね。」

と言う方が稀にいらっしゃいますが、これも人の評価に繋がりますので、不快に感じる方もいらっしゃると思います。

こうしたケースは、

「先日、ご紹介いただいた○○さんに○○について色々教えて頂きました。とても勉強になりました。」

と言う方が、無難だと思います。

基本的には、

勉強になります

教えてください

参考にさせていただきます

といった言葉を使うことによって、目線を下げる印象を与えることができます。

尚、悪い評価に繋がる言葉は、そもそも使わない方が良いと思います。

お客様の方から、意見・評価を求められたら仕方がないですが・・・

三点目は、

注意するような口調・命令口調になっている点

です。

この部分は、悩ましい部分もあると思います。

「ビシッ」と強めに言った方が良いお客様もいらっしゃいますし・・・

お医者さんが、

「こんなに高熱で体調が悪いのに、会社に行っちゃいけないよ。周りの人にうつしたら迷惑でしょ!」

と言うと、上から目線に感じる人は多いですが、内容としては正しいです。

ただ、この場合は、

「高熱で体調が悪い時は、はやく病院に来てくださいね。早めに薬を飲めば治るのも早いですよ。あと、風邪をひいた時は会社の方にうつす場合もあるので、お休みして下さいね。」

と言うのが理想なのかもしれません。

ただ、僕としては、前者の言い方をしてもらった方が「今後は気を付けよう。」という気になりますが(苦笑)

例えば、年末調整の書類集めが遅れてしまった際に、顧問税理士さんに、

「○日までに集めてくれないと困るよ!この前の打ち合わせでも言ったよね?」

と言うと、かなり上から目線の印象を受けると思います。

内容としては間違っていないのですが・・・

この場合は、少しソフトな感じで、

「○日までに集めてもらわないと、源泉徴収票をお渡しするのが遅くなりますよ。社員の方にもご迷惑をおかけしますし、期限は守って下さいね。」

と言うと良いかもしれません。

同僚同士の会話でも、アドバイスのつもりで言っている内容に、注意する内容が含まれることで、上から目線の印象を持たれるケースもあります。

話をする相手とのリレーション次第という部分もあり、非常に難しいところなのですが、

注意するような口調・命令口調になっている方は、要注意です。

特に「先生」と言われる職種の場合、注意するような口調・命令口調になるケースが多い印象です。

四点目は、

専門用語を頻繁に使う点

です。

わかりやすく言ってしまうと、

難しい用語、聞いたことの無い用語を使って話をするために、何を言っているのかわからないパターンです。

聞いている方からすると、

「こんな用語くらい知っているでしょ?」

という受け止め方をしてしまいますので、質問もしずらいケースも多いです。

たまに若い営業さんが、横文字をバシバシ使うことがありますが、

「専門的な知識が豊富でしょ?」アピールなのかな、と思ってしまいます。

こうした部分は、気を付けた方が良いと思います。

小学校・中学校・高校・大学の時に、わかりずらい授業をする先生パターンですね(苦笑)

お客様が話を理解してくれないと、そもそも何の意味もありませんし、

想定外のトラブルに発展する恐れすらあります。

専門的な用語を使わず、わかりやすく丁寧に話すことが基本だと思います。

五点目は、

話し方が威圧的である点

です。

これが一番やっかいなパターンです。

具体的には、

「方言」や「なまり」によって、威圧的に感じさせてしまうパターンです。

例えば、

関西弁を威圧的と感じる関東圏、東北圏の方は多いです。

関西弁を話している方は、威圧的なつもりでなくてもです。

僕の場合、

福岡弁を話す方に、当初ビビッていたことはあります(苦笑)

今は凄く仲が良いのですが、半年間くらい会うたびにビビっていました。

「方言」や「なまり」については、もしビジネス上影響が出そうな場合は、少しソフトにしたり、

ビジネスの際だけでも、修正した方が良いケースもあります。

また、話す際、どうも威圧的という人も稀にいます。

持っている雰囲気というか・・・そもそもの敬語の使い方がめちゃくちゃというか・・・

こういったタイプの人は、一度話し方教室などに行っても良いと思います。

話し方教室は、比較的安価で頻繁にやっていますし、自己投資だと思って参加すると良いと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿

2018年は為替変動が激しすぎる?

こんにちは。 ホンネブログをご覧いただきまして、有難うございます。 2018年に入り、1か月経っただけなのに、 ドル円は、113円台から108円台に突入しています。 FXをしている人は楽しいと思うのですが、 為替レートで影響を受ける事業者さんは、大変ですよね。...