こんにちは。
ホンネブログをご覧いただきまして、有難うございます。
以前、求人広告の営業をしていた際に、
よくお客様に、会社の採用ページの相談をされて、製作依頼をうけました。
僕が、ホームページの構成、ライティングをして、
知り合いのWEBデザイナーにデザインを依頼していました。
お客様の窓口は僕が対応するので、予算配分は僕がしていましたが、
トップページ3万円、他のページは8,000円くらいの相場観でWEBデザインを依頼していました。
知り合いのWEBデザイナーは、他にも広告代理店の営業さん経由とか、WEB制作会社経由で仕事を受けていましたが、
僕の発注金額は、良かったそうです。
広告代理店やWEB制作会社経由の場合、トップページ2万円、他のページは5,000円くらいが相場だと言っていました。
アルバイトを雇用していない個人のWEBデザイナーとはいえ、
「WEBデザイナーはなかなか大変だよ。」
と、よく言っています。
僕のお客様は基本的に人事部だったため、採用ページの制作予算は、かなり変動します。
ご存知の方も多いとは思いますが、
会社の部署は、基本的に予算制です。
人事部の場合も同じで、年度に決まった予算が割り当てられます。
人事部の場合は、求人広告費が主な予算配分先です。
中途採用や、新卒採用、アルバイト採用の
1人の採用単価次第で、予算がピンチになったり、予算が余ったりします。
せっかく採用したのに、研修中に辞めたり、数か月で辞めてしまうと、新規採用しなければいけなくなるので、
求人広告費がどんどん増えてしまって、大変そうなお客様も多かったです。
ちなみに、採用ページのリニューアル話は、人事部の予算が余った時に発生します。
「予算が余ったら、使わずにおいておけばいーのに!」
と思う方もいると思うのですが、
予算を使い切らないと、次年度の人事部予算が減らされてしまうことがあるそうなんです。
「今年の人事部は予算を使い切らなかったのか!えらいじゃないか!!じゃぁ、来年は予算を削減しても大丈夫だな。」
みたいな感じで(苦笑)
そこで、余り予算で採用ページのリニューアルをしたりするんですよね。
求職者向けの会社のパンフレットとか、会社ロゴの入ったクリアファイルを超大量に作ったこともあります。
そうした感じで依頼を受けるので、余り予算が盛りだくさんの時は、発注いただく金額が高くなります。
知り合いのWEBデザイナーには、決まった制作費しか支払っていなかったので、
僕自身、そこそこ儲かることもありました。
本来は、WEBデザイナーに多めに払えば良いのでしょうが、
当時若かった僕は、精神状態が、
卑しくて、せこくて、あさましかったので・・・
そうした経験もあるので、WEBデザイナーさんて、なかなか儲からないイメージが強かったです。
結局、直接お客様から発注を受けているところが、儲かるという感じで。
そのWEBデザイナーがよく言っているのが、広告代理店の営業さんから仕事をもらうケースで、
その営業さんが、デレクションもやってくれず、
「お客様を紹介するから、直接やりとりしてね。」
というケースもあるそうです。
「紹介料として、成約金額の30%バックしてね!」
とか言われて・・・
発注金額次第ですが、割りに合わないケースも多いようです。
「営業経験や人脈もないし、営業さんの紹介ルートが重要だから、断れないんだよね・・・」
と、よく言っています。
なかなか理不尽ですよね・・・
ただ、そうした理不尽な世の中が終わろうとしています!
理由は、
クラウドソーシングサービスが普及してきたからです。
発注者(企業・個人事業主)がデザイナーに直接発注できるしくみが出来始めたんです。
デザイナーからすると、仲介業者をぶっとばして仕事を受ける時代が到来したわけです。
広告代理店、ホームページ制作会社や営業、仲介関係の人からすると迷惑なしくみかもしれませんが(苦笑)、
ビジネスの流れとしては良い方向性な気がします。
日本最大級のクラウドソーシング「クラウドワークス」

ロゴ制作やイラスト制作なんかも、クラウドワークスは最適だと思います。
クラウドワークスの場合、20,000円~依頼できるようです。
僕は、会社のロゴをロゴ制作会社に依頼したのですが、50,000円かかりました。
5パターンくらい提示してくれましたけどね。
ちなみに、クラウドワークスの場合、
20,000円で、平均70パターンも集まるそうです・・・
良いロゴを作って頂いて感謝はしているのですが、
そのあと、クラウドワークスの存在を知り、
「高かったかも・・・」
とは思いましたね。
イラスト制作についても、クラウドワークスなら安くて良いものを作れそうです。
以前、友人の会社にホームページで使えるような、カワイイ猫のイラスト作成を依頼したことがあったのですが、
僕の依頼の仕方に問題があったのかもしれませんが、
思ったのとはかけ離れたモノが出来てきて、後悔したことがありました。
友人がデザイナーとの間に入っていたので、デザイナーと直接やりとり出来なかったのも、良くなかった気がします。
1パターンで2万円ほど払いましたが・・・
クラウドワークスの場合、複数のデザイナーに依頼をして、
採用したデザイナーさんに対価をお支払いするということができるそうです。
コンペ形式というか、公募みたいな感じですよね。
こうすると、僕のような失敗がおきないと思います。
現時点で、24万社以上が利用しているようなのですが、
今後は、どんどん増えていく気がします。
利用する方も、
・デザイナーに直接発注できるので、意思が伝わりやすい
・広告代理店やWEB制作会社を介さないので、発注金額が抑えられる
・複数のデザイナーに依頼でき、コンペ形式を採用できるので、失敗する可能性が減る
といったメリットがあります。
広告代理店やWEB制作会社のマージン分がなくなることで、デザイナーさんへのは発注金額が増えるでしょうから、
低予算の案件で苦しんでいたデザイナーさんにとっても、メリットが大きいですし、モチベーションアップにつながると思います。
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