2017年12月12日火曜日

起業・開業時は役員報酬よりも広告費が重要!


こんにちは。

ホンネブログをご覧いただきまして、有難うございます。

起業・開業をする際は、失敗を想定する人は殆んどいないと思います。

僕も、そうでした。

ただ、実際に起業・開業してみると、

想定通りに進まない

商品が売れない

お客様の獲得が進まない

という現実と、向き合う必要が来る事が多いです。

「絶対に、うまくいく!」

という気持ちは重要ですが、

「創業時は、しばらく踏ん張り時だ!」

という気持ちも、一方で持っておく必要があると思います。

僕の場合、起業時に、

「絶対に、うまくいく!」

という気持ちが強すぎた事で、大きな失敗をしてしまいました。

それは、

役員報酬の設定

でした。

役員報酬の設定は、期初3か月以内に設定して、それ以降は基本的に変更する事ができません。

僕の場合、役員報酬を月額20万円で設定したのですが、

これが、1年目の苦戦要因になりました。

株式会社にすると、社会保険に加入しなければいけないのですが、

労使折半分を含めると、約6万円の負担増になります。

僕の報酬からは、約3万円、

会社からも、約3万円を支払う必要があります。

会社から見ると、月額20万円の設定でも、月額23万円の負担になります。

僕の場合、少額の自己資本で設立をしましたので、

こうした負担は、かなりのダメージでした(苦笑)

しかも、役員報酬は、期初3か月以内にしか変更できません。

2期目が待ち遠しかったです(苦笑)

当然、大きな利益が出ていれば、節税効果もあるので、メリットもあるのですが、

創業時に大きな利益を出すのは、困難でした・・・

この失敗で得た教訓は、

創業時に重要なのは、役員報酬よりも広告費!

という事でした。

良い商品、良いサービスを提供していても、

世の中の人に知られていないと意味がありません。

正直なところ、社会保険6万円を負担するくらいなら、

広告費にかけたかった・・・というのがホンネでしたね。

周りの経営者の方に話を聞くと、

起業・開業時は、

役員報酬を0円にしたり、10万円以下にしたりしている人が多かったです。
(役員報酬を0円にした場合、国保に入るそうです。)

皆さん、社会保険負担を意識して、対応されていたそうです。

僕の場合、起業・開業時の見通しや、情報収集が甘かったわけです。

僕の周りで、起業・開業する人には、この失敗談を今年はよく話しました(苦笑)

これから、起業・開業される人は、

役員報酬 < 広告費

を意識して、創業計画された方が、スムーズなスタートに繋がるような気がします。

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